遥かなる月光の旅

ちょっと、アンダーな現像になってしまったかな…。



それはさておき、天の川の位置が構図的にかなり厳しい。
このエリアでもう少し良さげな場所はないかと頭をフル回転させたけど思いつかなかった。
道路以外は雪がかなり積もっているからどうしようもない。
スノーシューで移動してもこの構図とあまり変わらないだろうし。




使用したレンズは購入したばかりの SIGMA 20mm F1.4 DG DN Art
去年発売されたレンズで、星景レンズと謳われているシグマ自慢の広角レンズ。
四隅を気にせず開放F1.4から使えるみたいだけど、絞りをF1.4にしたつもりがF1.8で撮影していた。
数枚しか撮影していないけどかなり良い感じがする。次はF1.4で撮影してみたい。


開放1.4で全く問題なければ、もう20mmのレンズは完成の域に達した感じがする。
このレンズを使いたくてSONYに移行したようなものだから、これからは積極的に使っていきたい。





そして薄明に突入。
鳥海山に昇るさそり座。




地上風景が若干マゼンタ。でもグリーンかぶりもある。
空もなんだか複雑な色合い。
僅かな光害や薄明の影響なのかそれともα7Ⅳの特性なのか、なかなかコントロールが難しい印象。

２月の鳥海山麓まで行ってきた。

とある場所でスノーシューを履いてずっと奥まで歩いていくつもりだったけど、想像以上に雪が積もっていてヘマをしたらヤバイと思いあっさり諦めた。

夜間に慣れない場所で無理するのは正直怖い…。

という訳で泣く泣く数km移動し、何の変哲もない場所から鳥海山方面を撮影してみたら、なんの変哲もない写真を撮ってしまった。

星空は素晴らしくキレイだったけれど、せっかくの条件を活かせず完敗でした…。

【タムロン15-30 2型　ソフトフィルター無し】




以前は無かった風力発電の風車が邪魔をする。

まだ天の川が昇ってくる時間ではなく、たとえ昇ってきても構図的にかなり微妙になるのは想像できた。

いや…。この夜はほんとお手上げでした。

【タムロン45mm F1.8 + プロソフトンクリア】


目的の場所に行けなかったので、取り敢えず天の川だけでも…。

地上風景とのバランスが明らかに悪いと思いながら撮影していた。

まるで星景写真を初めたばかりの頃のような写真になってしまった。

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今回、α7Ⅳで撮影した星景写真を初めてUPしてみた。
キヤノンの調子でRAW現像すると全く違うトーンになってしまうので、今は手探り状態。


SONYとCANON　　
思っていたより仕上がりが違うという印象。


レンズはCANONで使っていたものにマウントアダプターを使用。
現像ソフトは長年使っているシルキーピックス。

前回の記事の前日、3月1日に撮影した『 金星と木星の接近 』

夕暮れに浮かぶ金星と木星を撮影したかったけれど、雲が邪魔になって僅かな時間しか撮影できなかった。

明るい方が金星。

場所を移動して標準ズームの望遠側で撮影。

薄雲の影響で惑星が程よく滲む。

丘の上から南浜町を見下ろす。

寄り添う星が優しく輝き、街を見下ろしているよう。

そして今日は東日本大震災から12年。

2022年 撮影